弾丸トラベル談〜頑張る勤務医の旅行記と雑記〜

このブログでは自分が経験した弾丸旅行をメインに紹介していきたいと思います。

中国チベット・成都4泊5日旅行⑥(ヤムドク湖)

f:id:dangantraveller:20200430170045j:plain

 

年末に行った中国チベット成都旅行記です。

スケジュールは以下の通りです。

今回の記事はチベット三日目の観光・ヤムドク湖についてです。 

2019/12/27  四川航空 3U8088 20:25 関西国際空港

2019/12/28                 00:35 成都双流国際空港着

                       四川航空 3U8657 06:10 成都双流国際空港発
                   08:35 ラサクンガ空港着

                       午後 セラ寺 観光

2019/12/29    午前 ポタラ宮 ノルブリンカ 観光

       午後 ジョカン寺 バルコル街 観光

2019/12/30    午前 ヤムドク湖 観光

       四川航空 3U8696    15:25 ラサクンガ空港発
                                                    17:35 成都双流国際空港着

2019/12/31    午前 成都パンダ繁育研究基地 観光

       四川航空 3U8085  14:05 成都双流国際空港発
                                                  19:00 成田空港着

 

 

今回は拉薩最終日午前中のヤムドク湖観光です。

ヤムドク湖はチベット語で「トルコ石の湖」を意味し、チベット3大聖湖の一つです。

総面積は638㎢と琵琶湖よりやや小さい程度です。

標高は4441mで近くの峠から見下ろすことになるので標高5700m程度まで移動する必要があります。

冬は−20℃程度まで下がることもあるということでかなり厚着をして行きました。

 

朝は結構早く7時くらいにホテルを出発だったと思います。

ホテルのレストランが開く前に出発だったので朝はお弁当でした。

内容はトースト、ゆで卵など普通でした。

 

ヤムドク湖は拉薩から車で2時間程度の道のりです。

舗装されていない道や曲がりくねった道も通るので車酔いに弱い人は酔い止めを酔いした方が良いかもしれません。

 

f:id:dangantraveller:20200430173227j:plain

途中は特に何もありませんでしたが、放牧されているヤクもたくさんいたので写真を少しあげておきます。

 

道は空いており無事にヤムドク湖近くの峠まで到着しました。

峠の上には展望台がありそこからヤムドク湖を望むことができます。

今回は時間の関係でヤムドク湖までは降りず、この展望台から楽しむだけでした。

 

f:id:dangantraveller:20200501114825j:plain

f:id:dangantraveller:20200430173558j:plain

峠からの写真です。

広すぎて一枚の写真におさめるのは無理でした。

なんといいますか…地の果て感がすごいです…

奥の方に寧金崗桑峰(ノジン・カンツァン:標高7191m)が見えます。

天気がよくないと見えないようです。

f:id:dangantraveller:20200430173909j:plain

拡大するとこんな感じです。

f:id:dangantraveller:20200430173955j:plain

さらに拡大するとこんな感じです。

f:id:dangantraveller:20200430170045j:plain

中国でよく見かける石碑です。

この類のものは人がたくさんいてなかなか写真を撮れないのですが、シーズンオフのせいかほとんど人はおらず、すぐに写真を撮れました。

海抜4998mと書かれていますが、ネットで調べてみると4700m程度のとのことで詳細は不明です。

これまで旅行したことがある山ではペルーのレインボーマウンテンに次ぐ標高です。

f:id:dangantraveller:20200430173441j:plain

ヤムドク湖の地図です。

こうしてみると山の谷に雪解け水が溜まってできた湖ということがよく分かります。

 

周囲にはチベットでよく見かける五色の旗「ルンダ」もよく見かけました。

魔除と祈りの意味があるようです。

f:id:dangantraveller:20200501122030j:plain

f:id:dangantraveller:20200501123900j:plain

f:id:dangantraveller:20200501122341j:plain

 

たっぷりとヤムドク湖を堪能したところでトイレへ行きたくなりました。

展望台にはヤムドク湖と反対側に建物があり、そこにトイレがあるとのことでしたがオフシーズンのせいか閉まっていました。

冬にヤムドク湖に来る場合にはトイレに注意です。

シーズン中はお土産物屋や記念撮影のためのチベタン・マスティフもいるみたいです。

f:id:dangantraveller:20200501123453j:plain

分かりづらいですが、こんな感じに閉まっていました。

 

飛行機の時間もあるので1時間ほどで退散です。

帰り道途中にある雅江河谷という景勝地によります。

こちらはヤムドク湖から30分程度にあります。

f:id:dangantraveller:20200501150419j:plain

f:id:dangantraveller:20200501144607j:plain

f:id:dangantraveller:20200501144713j:plain

石碑の先からの景色です。
こちらの方がヤムドク湖より地の果て感が強いですね。

どこを見渡しても山と崖と谷が続いていました。

 

ここは観光客が来るのかヤムドク湖と比べると暖かいからなのかお土産物屋や動物の記念撮影などもやっていました。

記念撮影は10元で写真を取り放題みたいです。

f:id:dangantraveller:20200501145141j:plain

可愛らしいヤギもいたので10元払って写真を撮らせてもらいました。

この後、もう1匹ヤギが出てきてたくさん写真を撮ってもらいましたが、ヤギ2匹で20元の請求を受けました。

10元で170円くらいなのでサービス料として払っておきました。

 

またチベタン・マスティフもたくさんいたのですが、なんとなくもったいない気がして車の中から撮っただけでした。

f:id:dangantraveller:20200501145637j:plain

後で考えるとチベタン・マスティフは貴重なのでお金を払ってでもしっかりと撮っておくべきだったと後悔しています。

チベタン・マスティフはチベット原産の大型犬で一時期中国の富裕層の中でブームとなったようです。

しかし、大型で凶暴ということもあり事故が多かったらしくブームは過ぎ去ってしまったようです。

 

そこから昼食へ。

昼食は道中のよくわからないレストランへ。

f:id:dangantraveller:20200501152152j:plain

この屋外レストランです。

ちなみに後ろにある山は聖なる山だそうで鳥葬も行われているそうです。

 

ここは屋外で食事をとるので少し寒かったです。

ただ、ここでの食事がチベット旅行で一番美味しかったのは驚きでした。

f:id:dangantraveller:20200506225255j:plain

食事はこれです、

黄色いのはジャガイモで鶏肉?と炒めてありました。

赤いのは大根の漬物です。

見た目は正直あまり美味しそうではなかったのですが、かなり美味でした。

 

その後はチベットからインドへ流れていくヤルンツァンポ川のほとりで記念撮影です。

f:id:dangantraveller:20200506230015j:plain

ここは大きな川を眺めるだけでした。

f:id:dangantraveller:20200506230532j:plain

寒いので流れが淀んでいるところには氷が浮いています。

 

この後は空港まで送っていただき、チェックインも手伝ってくださいました。

2時間少し前に空港に着きましたが空港内には特に何もなく暇でした。

食事をする場所は何箇所かありましたので早めに着いて食事をとるのも良いかもしれません。

f:id:dangantraveller:20200506230945j:plain

お土産物やには冬虫夏草らしきものも売っていました。

f:id:dangantraveller:20200506231119j:plain

行きの飛行機は夜だったので気付きませんでしたが外は険しい山が続いておりかなりの絶景でした。

 

では次は乗り継ぎで一泊だけした成都についてです。