スケジュールは以下の通りです。
今回の記事はチベット到着から初日の観光までです。
2019/12/27 四川航空 3U8088 20:25 関西国際空港発
2019/12/28 00:35 成都双流国際空港着
四川航空 3U8657 06:10 成都双流国際空港発
08:35 ラサクンガ空港着
午後 セラ寺 観光
2019/12/29 午前 ポタラ宮 ノルブリンカ 観光
午後 ジョカン寺 バルコル街 観光
2019/12/30 午前 ヤムドク湖 観光
四川航空 3U8696 15:25 ラサクンガ空港発
17:35 成都双流国際空港着
2019/12/31 午前 成都パンダ繁育研究基地 観光
四川航空 3U8085 14:05 成都双流国際空港発
19:00 成田空港着
午前8:35ほぼちょうどにラサクンガ空港に到着。
空はまだまだ薄暗く太陽も登っていませんでした。
飛行機から降りると荷物のピックアップを無視してそのまま出口まで移動。
出口にてみんな身分証明書のチェックを受けていました。
僕はパスポートを渡すと「ビザ」と言われたので、入域許可証を提出し建物の外に出ました。
外に出ると日が出ていないのでまだまだ寒く、だいたい−5℃程度でした。
空港を出るとたくさん人がいますが、ツアーガイドの姿が見えずにうろうろしていましたが、さらに外側に柵みたいなものがあることに気づきそこまで行くと僕の名前を掲げたツアーガイドがいらっしゃいました。
ツアーガイドの名前は「ベンマイシ」さん。チベットでは苗字がなく全てが名前だそうです。ベンマが蓮の花、イシが賢いという意味を持っているそうです。
まだ勉強中ということでしたが、日本語を話してくださいました。
ツアー用の車に移動し、寒いのでお茶をしますとのことでした。空港から5分ほど車で移動し、小さなお店へ。
お店の中はこんな感じ。がっつり地元の人のお店って感じでした。
これは地元の方がよく飲んでいるというミルクティー。
見た目は普通のミルクティーですが、ヤクの乳を使っておりかなり独特の獣臭がします。
これはチベット麺とのこと。スープはカレー風味でスパイスが効いていました。
麺は太いラーメンという感じで芯がかなり残っていました。
チベットの揚げパン。中に野菜とヤクの肉が入っており、なかなかおいしい。
以上がチベットではメジャーな朝食とのことでした。ミルクティーに関しては魔法瓶のようなものに入れられて大量に出てくるのでコップを飲み干すとすぐにベンマさんがおかわりを注いでくれるという感じで大量に飲みました。
1時間ほどこのお店でゆっくりしてから本日のホテルへ移動となりました。
ラサクンガ空港からラサ市内までは結構距離があるみたいで40分程度の移動です。
途中に関所もありましたが、ベンマさんに全てお任せだったので楽チンでした。
ラサの新市街地。この辺りは漢民族がたくさん住んでおり、中国鉄道ラサ駅もこの周辺にある。
新市街はラサ川の南側にあり、橋を渡って北側の旧市街に移動します。
今回はツアーで用意してもらったラサガンギャンホテルチベットに宿泊しました。
ラサ ラサ ガン-ギャン ホテル チベットの口コミ・宿泊予約 | Trip.com
設備はまあまあ綺麗ですが、シーツが少し汚かったりなど、潔癖症の人には少しきついかもしれません。
また、今回は冬の訪問ということもありエアコンをMAXにしても部屋の中は寒く、シャワーは熱すぎたり、冷たすぎたりと調整は難しいです。
旧市街の中心あたりにあり、バルコル街やジョカン寺へは歩いてすぐ。飲み物とかは売店はたくさんあり、銀行ATMも周辺にあります。
タオルやガウン、アメニティ類は揃っており、僕としては満足なホテルでした。
ホテルの前はメインストリートの北京路となっています。
ホテルに到着したのが10時ごろで観光開始は13時からとのことでした。それまでは自由時間ということで、昨日からほとんど眠っていなかったので仮眠をとることにしました。
12:45に起きて、13時ちょうどにロビーに行くとベンマさんが待ってくれていました。
もともとの予定では初日はノルブリンカ観光となっていたのですが、セラ寺の禅問答は日曜日である明日はやっていないとのことで本日セラ寺を観光することになりました。
まずは昼食へということでホテルから車で10分程度のところのレストランへ。
道中ではこのように肉が売られていました。
お店の中はこんな感じです。
昼食はチベット風カレースープご飯とのことでした。
味はそのまま名前の通りでした。
ちなみに肉はヤク肉だそうです。
そこからさらに10分ほど車で移動してセラ寺に到着です。
到着するとまずはお土産コーナーみたいなところを進んでいきます。
すぐに門が見えてきます。
左側の柵が見えているところから入場し、荷物チェックを行います。
入場料もかかるようでしたが、ツアーに含まれていたので実際にどれほどかかったはわかりません。
中に入ると町のようになっています。
どうやら修行僧を含めたお坊さんがたくさんいるみたいでそういった人たちの住宅となっているみたいです。
最盛期は5000人以上のお坊さんがいたみたいです。
これがセラ寺の本堂です。少し斜めからの写真しかなくてすいません。
中は撮影禁止となっており、写真はありませんがたくさんの仏像がありました。
本堂の見学の後はセラ寺名物の禅問答の見学です。
最初にカメラは禁止されているという説明を受けたのですが、なぜかスマフォのカメラでは撮影しても問題ないということでした。
とういうことで、スマフォでたくさん写真を撮ってみました。
禅問答はこんな感じで行われています。
内容はチベット仏教やなぞかけのようなこともあるそうです。
みなさん若い方ばかりで、意外と和気あいあいとやっているので高校の部活のような雰囲気でした。
ただ気温は氷点下だったのでかなり寒そうです。
こんな風にカメラは禁止と書かれています。
禅問答を少しみてセラ寺の観光は終わりです。
帰りも車で送っていただきました。
ホテルについてからは少し休憩して、7時から夕食ということでロビーでベンマイシさんと待ち合わせし、近くのお店まで案内してもらいました。(残念ながらお店の写真は撮れていません。)
チベット餃子ということであり、「モモ」という有名な蒸し餃子が出てくると思っていましたが普通の水餃子でした。
味はかなり美味しく思っていたよりも量がありました。
夕食後はベンマイシさんと別れて、一人で夜のポタラ宮を見にいきました。
北京路を20分ほどまっすぐ歩きました。
やはり夜はかなり寒く-10℃以下です。
ポタラ宮の正面は公園のようになっており、入場のためには荷物チェックがあります。
でも中国なんで適当な感じです。
正面からのポタラ宮です。
想像していたよりもかなり大きいです。
斜めからです。
この角度は50元にも印刷されています。
寒くなってきたので元来た道を戻ります。
拉薩の初日終了です。
明日はついにポタラ宮の中に入っていきます。